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クレードル式5軸マシニングセンタの回転軸精度はどのように測定しますか?
クレードル式5軸マシニングセンタの回転軸精度測定
公開日:
2021-12-02
従来、工作機械の回転軸の校正には、自動精密ターンテーブルをその回転中心に設置してからでなければ実施できませんでした。クレードル式5軸マシニングセンタでは、回転軸の回転中心(C.O.R.)が連結部のない構造となっているため、軸の校正を行うにはより複雑な支持具とアライメント手順が必要となり、結果として当該工作機械の校正作業の難易度が高まるおそれがあります。
解決策:
測定構成:SJ6000レーザー干渉計本体+角度ミラー群+WR50自動精密回転台+偏心軸アタッチメント+偏心軸測定ソフトウェア。

WR50自動精密回転台をクレードル式5軸マシニングセンタのA軸に取り付け(回転中心に設置する必要はありません)て試験を実施すると、偏心軸測定ソフトウェアが直線運動と回転運動を同期させ、試験全期間にわたりレーザービームのコリメーションを維持します。これにより、設置ハードウェアの設定要件が大幅に簡素化されます。


動作原理:
偏心軸の測定原理は、工作機械の直線軸と回転軸を同期させて移動させることにあります。下図に示すように、各回転軸の移動に対応して直線軸も同様に移動します。なお、たとえ同じ角度での軸移動であっても、直線軸の移動間隔は異なるように設定されており、これはレーザー干渉計と自動精密回転台との間で正交性を維持するためです。

注意事項:
光学レンズ群のうち一つが移動用リニア軸に固定されているため、検出される角度軸データにはリニア軸の誤差も含まれることになり、例えば以下のとおりの角度誤差が生じます。このため、当初の同期移動で使用したのと同じ停止位置において、リニア軸に沿って追加の独立した角度測定を実施し、その後にこれら二つの誤差ファイルを統合することで、リニア軸の角度誤差の影響を除去し、回転軸の回転精度を正確に示すことができます。

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